自らの痛みや辛さを学ぶ
客観視して学ぶ
今まさに、あなたがしている事がそれです。正直、痛みや客観視したからと言っても、痛みが軽減される、と言う大きな期待は出来ません。しかし、グリーフについて客観的な情報を手に入れることが助けになることもあります。グリーフを学ぶことで、自分の感じている感情や症状が異常ではない事、大筋としてどんなことを期待出来るのか、出来ないのかをつかむことが可能になります。大病をした人は、その病気の事を学び、病気の進行や回復に関する期待、治療のオプション、日常生活で気を付ける事などを学びますが、それと全く同じように、自分の現在の状況を客観視することは、不安を取り除き、あなたの生活にパースペクティブを与えると信じています。
このページは死別体験の方を念頭に書かれていますが、グリーフ研究のセクションには、さらに詳しい考え方を紹介しています。また、「今後、参考文献、読書リスト」も充実させていくつもりですのでご覧になってください。